3.廃車の前に確認すること

廃車に関する手続きをご紹介して来ましたが、廃車を行う前に是非確認してもらいたい事があります。
まずは車検の有効期限を確認する事です。車検が切れてしまうと、もう公道で車を運転する事は出来ないのです。自宅などに車を保管して一時抹消登録をする場合以外では困った事になってしまうのです。永久抹消登録をする場合、車を解体する必要があります。解体業者に車を引き取りに来てもらい積載してもらう事も、もちろん出来ますが費用の面においてそれは賢明とは言えないと思います。自分自身で持ち込んだ方がお得です。
しかし、車検切れの車でも自賠責保険の有効期限がまだ残っている場合は、管轄の市役所で仮ナンバーの申請をする事が出来ます。仮ナンバーが発行されれば発行日から5日間公道を運転する事が出来るのです。仮ナンバー発行に必要なものは免許証、車検証、自賠責保険証、印鑑、手数料です。

廃車をすると、戻ってくるお金があります。それは自動車税、重量税の還付金、自賠責保険、任意保険の返戻金です。これらのお金は先払いをしているので、廃車をする事により廃車以後の過払い金を還付して貰えるのです。月単位で還付手続きを行っているので、廃車が決まっているのなら、早めの手続きをする事が還付金を減らさないコツです。
ローンを組んで車を購入した場合、車の所有者がディーラーや信販会社になっている場合もあります。そ
の場合手続きに幾分時間がかかるので、早めに書類等の準備を進める様にしておきましょう。

それから廃車には価値があるという事を確認して下さい。廃車には様々な価値があります。まだ現役として走れる車としての価値と、スクラップされて部品、パーツとして再利用される価値です。
突然の事故で動かなくなった車。10年以上、10万キロ、20万キロを超えている車。年式の古い車。エアコンも車検もない車。あなたからみれば、どうしようもない価値のない車に見えても、喜んで廃車を買取してくれる業者もあると言うことです。テレビなどで日本の車が海外で利用されている状況を目にした事あるのではなのいでしょうか。日本ではこんなにボロボロになるまで走っている車は絶対ないといえる程の車が、海外では普通に買取されているのです。走って止まって曲がる事が出来れば、車として必要最低限の機能が備わっていると言えるのです。日本の車は丈夫で信頼が置けると人気も高い様です。まず車は廃車するよりも車として再利用する方が手っ取り早く、商売としても、ゴミを出さないと言う環境面から考えても価値が高いのです。
次に部品、パーツとしての価値です。古い年式の車でも事故や故障で動かなくなった車でも、まだ使える部品やパーツを取り外して再利用出来るのです。リサイクル部品やリビルド部品と呼ばれて、国内外で利用されています。海外では日本車は人気が高いので、部品、パーツにしても同じく需要が高く高値で取引されています。
もうひとつは鉄そのものの金属としての資源価値です。車には大量の鉄が使用されています。廃車を解体する過程において、その鉄を取り出し資源として売買することが出来るのです。しかし、この行為には世界の鉄の相場が絡んできます。鉄の相場が上昇すれば解体業者は喜んで廃車を沢山買取り、解体して鉄を取り出し売って稼ぐ事が出来るのです。そして本来発生するはずの解体の費用が無料、もしくはプラスになる事もあるのです。しかし反対に鉄の相場が下落していけば、解体作業で利益は殆ど出なくなり、解体費用も請求される事になるでしょう。
現在は2008年7月に起きた鉄の大暴落の影響で、解体業者が鉄を以前のような高値で買取る事はなくなっています。良くて1台1万円が限界だと思います。大多数の業者は無料引取りが精一杯ではないかと思われます。もし自宅などに一時抹消登録をした車を保管していて、廃車解体の時期を決めてないのであれば、鉄の相場を見ながら解体時期を決定するのも得策だと思います。

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Last update:2017/4/6